TVアニメ「ふつつかな悪女ではございますが ～雛宮蝶鼠とりかえ伝～」

黄家こうけの雛女ひめで皇后の姪。
『殿下の胡蝶こちょう』と
謳われるほど美しく、
誰からも愛されている。
幼い時から虚弱体質で
儚げに見えるが、
実はどんな困難にも
決して挫けない
根性と鋼の精神メンタルの持ち主。

精神は玲琳だが、
見た目は慧月。
健康な身体になったことで、
周囲を心配させずに
やりたいことに
挑戦できると喜ぶ。
慧月の体になってから
後宮内で嫌がらせや
冷遇を受けるが、
持ち前の根性を発揮して
困難を乗り越えていく。

朱家しゅけの雛女ひめ。
劣等感が強く、卑劣な言動から
悪女と呼ばれ皆から嫌われている。
自身とは対照的で
周囲から愛される玲琳を妬み、
得意の禁術を使って
乞巧節きっこうせつの夜に身体を入れ替える。

精神は慧月だが、
見た目は玲琳。
入れ替わった当初は周囲から
向けられる愛情に
満足していたが、
玲琳が想像以上に
病弱な体質だったこと、
そして、並外れた精神に
よって普段の生活を
維持していたことを知り、
愕然とする。

慧月に仕える女官。
異国の踊り子であった
母親譲りの赤毛を持つ。
これまで慧月から度重なる
嫌がらせを受けて
憎悪を募らせていたが、
入れ替わり後は
玲琳の優しさに触れ、
ほだされていく。

詠国の皇太子。
文武両道で眉目秀麗、
誠実で責任感が強い。
生まれつき龍気を纏う。
玲琳の従兄にあたり、
聡明な玲琳のことを
心から愛している。

後宮の風紀を
取り締まる鷲官長しゅうかんちょう。
異国の奴隷であった
母親譲りの碧眼を持つ。
尭明の異母弟。
寡黙で冷ややかな
佇まいである。